沖電気if800当時

 自動車を買うつもりの予算を先送りして、沖電気のif800モデル50という定価
140万円、重量55Kgのパソコンを購入しました。

 そして、MS−DOSとBASICを使い、自宅で図書館システムを作り、本庄市立
図書館では、6年間無事故で運用できました。
 (データ管理などの部分は、一部業者委託)

 図書データは、データベース・マシン「db−1」という不思議な機械で、40MBの
図書データを管理し、数台のパソコンから検索できるという、今のクライアント・サー
バーの思想の源流でした。

 図書館の携帯用端末としては、NEC PC8201という携帯機を使いました。
 RAMが32KBという機器ですが、前述のように税務課のソフト開発で機能を理
解していましたので、それにバーコード・リーダを見つけてきて実用化しました。

 当時の図書館管理システムは、番号管理だけでも、年間1千万円という価格で、
オフコン利用では数千万円という単位の中で、カタカナの図書名が利用できて年
間費用が3百万円くらいだったでしょうか・・・
 もう詳細は忘れていますが。

 実は、漢字も使えるパソコンだったのですが、図書名や利用者氏名を漢字にする
と、職員の入力が大変だったのと、当初の委託費用が高くなるので、カタカナのシ
ステムでしたが、図書館の担当者は自分の名前は漢字で入力していたようです。
 実は、督促も葉書でなく電話だったので、カタカナの方が便利だったのです。

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