草津温泉の紅葉ハイキング

 平成14年10月11〜13日に草津温泉に泊まり、周辺をハイキングしてきました。

 先ず、インターネットで情報を収集し、白根レストハウス(2013m)から芳ヶ平ヒュッテ
(1835m)で昼食、香草で常布ノ滝を見て天狗山レストハウス(1270m)に下りる3時間
のコースに決めました。

 草津の道の駅で「草津温泉アクセスマップ(ドライブガイト)」と「町の詳細地図」と
「草津花ごよみ」を入手。案内嬢にハイキングと言ったら「草津ハイキングガイド」を
もらえました。このガイドは秀逸ですが、途中のキロ数や所要時間が書かれていな
いのが残念でした。

          
 草津温泉駅から午前9時発のバスに乗り、白根火山バス停まで30分。
 弓池が綺麗なので、何枚か写真を撮りました。

 白根レストハウスでリンゴの試食とトイレ休憩をして、午前10時に出発。


 クロマメの木は、ミヤマモンキチョウ(蝶々)の食草保護のために採取
禁止なのですが、天然ブルーベリーとして乱獲されているようです。
 本当は実がたわわになっているはずなのですが、1粒だけでした。

     
 芳ヶ平ヒュッテまでは1時間の行程ですが、パソコンで鈍った体と写真を
撮りながらなので90分かけて11時半に到着し、芳ヶ平ヒュッテご自慢の
おまかせパスタ」を食べようとしましたが、繁忙時は「ビーフカレー」でした。
 私はご飯大好きなので、これはこれで美味しかったです。


 写真は、外の客にコーヒーを届けるオーナー。
 芳ヶ平ヒュッテではトイレ休憩(維持費のカンパ必要)もできるため、
砂漠にオアシス状態です。私は荷物を軽くできるので前日に昼食を
電話予約しておきました。
 その後、芳ヶ平湿原を散策して、午後0時30分に出発。


 香草付近の「常布ノ滝展望台」から「常布ノ滝」を撮影。
 デジカメの10倍ズームで撮りましたが遠い。

     
 途中で、キノコとドングリを見つけましたが、私は食べませんでした。

 普通の人が2時間かかる道を3時間かけて歩き、終点の「芳ヶ平登山口」まで辿り
着いたのは3時半でしたが、天狗山レストハウスまでの距離が分からず「草津温泉ま
で1.6Km」という遊歩道があったので、ここを歩き、宿に着いたのは4時過ぎでした。

 万歩計は3万歩を超え、バテバテでした。天狗山レストハウスまで舗装道路を歩いて
タクシーをひろえれば、もっと早く帰れたのでしょうね。

 「草津ハイキングガイド」では終点の「芳ヶ平登山口」となっていますが、途中の案内
看板のキロ数表示は「草津温泉まで」のような感じがします。
 また、色々なホームページで調べましたが、終点は「天狗山レストハウス」が良いのか?
 「芳ヶ平登山口」では、バスやタクシーも見つからず少し困りました。
 「芳ヶ平から草津温泉まで2時間」と書かれた一部のホームページもあり、私の頭は
まだ混乱しています。


 前日は市町村共済の宿に泊まり、2泊目は「るーにぃ草津温泉の旅」のオークションで安く
入手した「小島屋旅館」さんに泊まり、ハイキングの疲れを旅館の温泉で癒しました。
 夕食後には「白旗の湯」と「千代の湯」にも入ってきました。
 「白旗の湯」は42度くらいの適温の湯船(男湯は左の高い天井の下)に入り、45度くらい
の熱い湯には1分くらいしか入れませんでしたが、翌朝に行ったら非常に熱く感じ、足しか
入れませんでした。「千代の湯」は40度くらいの感じで、私には快適でした。

 ただ、どちらの湯も脱衣所がびしょびしょに濡れていました。体を良く拭かないで出てくる
人が多いようです。連休の土曜日で大混雑でした。

 そう言えば、湯畑の脇の足湯では、足湯から出る場所を設定していないので、座る場所が
いつでも濡れています。柱の脇に腰掛け部分の板を追加して、中央部分から出るようにすれ
ば、快適に楽しめると思います。温泉関係者の方のご検討をお願いいたします。

 帰りには、六合村の道の駅の「応徳温泉」に入りましたが、元「高齢者センター」だったよう
で、施設は豪華ではなく、連休でも入場者は少なかったです。湯船は1つで浮遊物が一杯。
 でも湧出口に茶碗を当てたら、浮遊物が温泉成分と納得できました。私は20分くらい入り
マッサージ機を使いましたが、妻は40分も入っていました。のんびりと落ち着ける施設です。
 駅で配布しているJR東日本の「小さな旅」を持っていくと4百円が百円割引になります。


 中之条に向かって峠を越えていると「コスモス百万本」という掲示があり、旅館で見た新聞
に記事があったので、ここも寄ってきました。
 中之条町の「大岩フラワーガーデン」で、昨年から狭山市の人が開拓して2年目とか。
 造成途中で数年後が楽しみですが、おやつに「きのこ汁」と「磯部餅」を食べてきました。

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