「埼北マイコン同好会」と「パソコン通信本庄ネット」は、平成１０年度
の「本庄国際リサーチパーク推進協議会」の発足にあわせて、市民に役立つ
身近な研究をするために「マルチメディア市民活用研究会」を設立しました。
「マルチメディア市民活用研究会」では、平成１０年度から平成１４年度
までの５年間、埼玉工業大学深町研究室及び根岸研究室の支援のもとに、
「埼北マイコン同好会」と「パソコン通信本庄ネット」のメンバーが中核と
なって、企業・団体・市民・学生・身障者・ボランティアなどが参加し、市
民レベルの身近で実用的な研究を行い、本庄市周辺のパソコン普及や身障者
支援など市民に役に立つ数々の成果を上げることができました。
研究テーマは「①インターネット体験施設」「②インターネット講習」
「③身障者パソコン支援」「④市民サーバー」「⑤本庄ネット」「⑥遠隔操
作･テレビ映像」「⑦大学研究施設開放」「⑧メーリングリストやホームペー
ジ」の８つでした。
この５年間の基礎研究期間を終了しましたので、「マルチメディア市民活
用研究会」は、より実践的な活動を行うために、研究会を解散し、それぞれ
の目的に合った名称の団体に発展的解散することになりました。
★「埼北マイコン同好会」
埼玉工業大学根岸研究室の支援のもとに、市民レベルのパソコン勉強会を
毎月行い、情報技術向上と情報交流を推進します。
★「パソコン通信本庄ネット」
パソコン通信本庄ネットは、昭和６３年から１５年間の実績があり、本庄
市周辺の情報交流に役立ってきました。現在はインターネット経由でも読み
書きできますが、パソコン通信は衰退しているので、インターネットのホー
ムページや掲示板の機能を活用して、社会に役立つ色々な情報を発信します。
★「パソボラ本庄」
身障者のパソコン利用を支援するため、平成１５年４月に「パソボラ本庄」
を設立します。対象地域は本庄市・美里町・児玉町・神川町・神泉村及び上
里町です。
なお、深谷市周辺を対象とした「パソボラ深谷」並びに熊谷市周辺を対象
とした「パソボラ熊谷」も同時に設立して相互交流するとともに、平成１４
年４月に発足した「パソボラ秩父」とも友好交流します。