初めての箱根温泉&ハイキング

 箱根は伊豆旅行の途中に車で通ったことはありますが、温泉に入ったり
旅館に泊まるのは初めてです。   参考「箱根の地図」「箱根の交通


 平成16年9月30日、最後の夏休みと代休で箱根散歩に行きました。
 新宿から小田急ロマンスカーの最後尾展望車に乗りました。
 窓は一見すると綺麗に見えますが、前日の台風の影響で汚れていました。
 展望車なのですから、出発前に柄付きのモップ等で拭いて欲しいですね。


 30分に1本だけ、ロマンスカーとすれ違います。


 箱根湯本からは登山鉄道に乗ります。有名な紫陽花は葉っぱだけ。

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 強羅からは斜め車両のケーブルカーです。線路に2本のケーブルが。
 途中の駅が等間隔に配置され、2台の車両が中央ですれ違い。


 早雲山から大涌谷までは新型ロープウェイです。窓が広くて迫力満点。


 大涌谷には、箱根温泉供給株式会社の「蒸気井温泉」の工場(?)
があります。


 大涌谷の駅で降りて、「黒たまご」を食べに行きました。1個食べると
7年も長生きするとか。近所の人は5百年くらい生きそうですね。


 これは卵専用のケーブルカーです。着いたのは4時を過ぎていたので、
大涌谷の現地では、ゆで卵作りと販売は終了していました。


 富士山は少し霞んでいましたが、良い天気で綺麗でした。


 まぁ、ゆで卵は無くても記念写真を。


 大涌谷から姥子までは遊歩道を歩きました。


 弘法の硯石とか。

 途中で秀明館の側を通ったが、建物の異様さから入らずに通り過ぎました。
 後で調べたら、明礬の岩風呂で金太郎の湯として有名とか。
 1時間で2千円は高い。現在は建替中なので完成したら検討しましょう。


 頭上にはケーブルカーが見えました。結構五月蠅いです。


 ここが1日目の宿「グリーンプラザ箱根」です。


 食前酒と先付けだけでは寂しいので、献立表も一緒に写しました。


 続いて湯葉豆腐と刺身。


 陶板焼きは牛肉・海老・野菜でした。


 枝豆饅頭は上品な仕上がり。百合根はちょっと柔らかすぎかな。


 鮭ベーコン蟹味噌素焼きは美味しかったです。タコの甘酢も。


 最後は松茸と色々茸の炊き込み御飯でした。美味しくてお代わり
しました。水菓子の栗羊羹は、撮す前に食べてしまいました。


 温泉は「自家源泉の天然温泉使用(加水・加熱・放流循環併用式)」
と追記されていましたが、湯量が53リットルと少なく「無色・透明・無臭」
なので、温泉らしさはあまり感じられませんでした。

 なお、アジアンツインルーム(6部屋)では、大涌谷温泉を引き湯して
湯の花の混じったにごり湯のかけ流し(温度調整のため一部加水)も
あるそうです。大浴場にも、このにごり湯が欲しかったですね。


 午前5時の露天風呂からはかすかに富士山が。


 露天風呂の全景です。「富士見酒(無料)」というサービスは、
女湯だけで、12時から17時半までなので飲めませんでした。


 内風呂の周囲の床は、温泉成分から滑りやすいです。
 どうしてお湯は何も感じないのか。窓の外には露天風呂。


 案内図では、左が「姫」、右の広い方が「殿」になって
いますが、実際には広い方が女湯でした。


 朝食のバイキングでは結構ヘルシーなものを選びました。
 「おるすばん券」で座席を確保して料理を取りに行くのは秀逸。


 2日目は姥子から桃源台までロープウェイで。


 ロープウェイからは富士山が綺麗に見えました。


 仙石原のススキは、バスの中から見ました。


 2日目のハイキングの目的地は金時山。
 左下の乙女峠までバスで行き、長尾山を経由して金時山に登りました。


 長尾山から金時山に向かう尾根で、富士山が大きく見えました。


 右端は金時山の頂上にある茶屋です。昼食に600円のうどん
を食べました。
 店内には登山記録の名札が掲示してあり、2千5百回という人
もいました。1年に2百回としても12年以上。凄いですね。


 マサカリを持って記念写真。シャツが汗で胸まで濡れている。


 金時の宿り石。この岩の洞窟の中で暮らしていたという伝説も。


 2日目の宿は「静寂苑」です。窓を開けると川の音だけが聞こえます。
 夕食は部屋出しなのですが、一度に全部が運ばれて写真に撮るに
は便利でした(笑)。味は美味しく、完食しました。
 朝食も部屋まで持ってきてくれますが、私は食いしん坊なので8時
半まで待つのが大変でした。タバコの煙が気にならず良かったです。


 旅館のお湯は箱根温泉興業(有)供給温泉と書かれていました。
 ナトリウム塩化物泉ですが、かけ流しではなく循環は残念でした。


 3日目は宮城野から強羅まで歩き、出来たての豆腐を味見し、
強羅公園を散策しました。

 お昼に強羅の豆腐カツ丼を食べる予定でしたが、時間が早す
ぎたのと、箱根で白濁の温泉を楽しむために、急遽、芦の湯の
日帰り温泉に方向転換。

 行程の途中で、1日目に食べ損ねた大涌谷の「黒たまご」を買
い、海賊船に乗り箱根町まで行きました。


 関所跡を見学し、元箱根まで散歩して絹引うどんで昼食。

 芦の湯の「松坂屋本店」は土曜日なので日帰り湯は駄目。残念。

 芦の湯の「きのくにや」はガイドブックやホームページでは4時までなの
に、フロントの人は土曜日は3時までという。既に2時20分だが、仕方が
無いのでこちらの本館の湯に入る。
 男湯の「芦ノ湖周遊風呂」は塩素臭くて駄目。神遊風呂は一人用の壺
湯で硫黄浮遊物があるが、壺の掃除がされていないような冷泉。
 湯香殿内湯は硫黄の濁り湯で、とりあえず満足しましたが、時間が無く
て別館の風呂には入れませんでした。

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